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フケが多いと頭皮が痒い原因 炎症や痒みがある皮膚炎の種類

2017年08月29日
フケが多いと頭皮が痒い原因 炎症や痒みがある皮膚炎の種類

フケが大量に出る…頭皮が痒い

フケが頭からポロポロといつも出ている。気がつけば肩に白いフケがいくつも乗っている・・・

フケが多い人はフケと同時に「痒み」や「炎症」を引き起こしている人もいます。なぜフケが出ると痒みが出てくるのか・・・?それはマラセチア菌という名の常在菌のせいだったんです。

マラセチア菌は誰の肌にもいる真菌

マラセチア菌は誰の肌にもいる真菌

マラセチア菌という名の真菌がフケや痒み、はたまた頭皮ニキビや脂漏性皮膚炎などの皮膚炎の引き金になっています。

ですがマラセチア菌は誰の肌にも存在している常在菌なのです。本来であれば何の害も起こさない彼らがなぜフケを発生させ、痒みや炎症を引き起こしてしまうのか?

それは「皮脂」の分泌にあります。

フケが大量に出てくる人は自分の頭皮を触ってみてください。人によってはベタベタしている、汗っぽい、ヌメっとしている人がいると思います。いつも頭皮が湿っぽい、濡れている感じの人です。それは汗ではなく、「皮脂」です。

皮脂が多量に分泌するとマラセチア菌も増えていくんですね。なぜならマラセチア菌は皮脂が大好物だからです。皮脂を食べてマラセチア菌は繁殖していきます。そして繁殖しすぎたせいで、頭皮に炎症や痒みが起きるんです。

なので皮脂量さえコントロールすれば、フケ、そして痒みと炎症は起きません。

 

頭皮が乾燥して起きる痒み

フケは皮脂の多い人だけでありません。

皮脂が全くいなくなってしまった乾燥した頭皮にもフケは表れます。自分の頭を触ってみてください。カサカサしている、パサパサしているという感覚はありませんか?頭皮の水分が失われて乾燥しています。乾燥していると肌を守るためのバリアが一切なくなってしまった状態です。

頭皮が乾燥している敏感肌の人は、ちょっとしたことで頭皮が傷つきます。例えばシャンプーやコンディショナーの成分だったり、紫外線や汚れやほこりなどもそうです。それらが頭皮に付けば、頭皮トラブル発生は始まります。次第にフケも出始めてしまい、角質層に痒みが起きます。

 

ただのフケじゃ済まされない 様々な皮膚炎に悪化する

激しい皮脂の分泌や乾燥によってフケが大量に出てしまい、痒みと炎症が起きる。その痒みや炎症を放おっておくと皮膚炎へと悪化していきます。もしもあまりに頭皮が痒くて、赤くなっていたり、爛れてしまっている人は今すぐ皮膚科を受診したほうがいいでしょう。

いくつか頭皮の皮膚炎をご紹介します。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

脂漏性皮膚炎はマラセチア菌の繁殖によって炎症が起きた皮膚が悪化したものです。もしも皮脂の分泌が過剰だ、頭皮がベタベタしすぎている、それに伴ってフケが大量に出て炎症も起こしている。という人は脂漏性皮膚炎を疑って下さい。

頭皮が炎症して痒みによって引っ掻いたところから皮膚が剥がれるのも特徴です。剥がれ落ちたものはフケではなく、皮膚です。

脂漏性皮膚炎は臭いがあるのも特徴です。慢性化してしまうと皮脂が酸化し始めてイヤな臭いを発してしまうのです。

 

頭皮ニキビ

頭皮ニキビもマラセチア菌の繁殖によってひどくなります。

皮脂が過剰分泌した頭皮では、その皮脂が毛穴につまりニキビができます。毛穴につまった皮脂をエサにしてマラセチア菌が繁殖し、頭皮ニキビの炎症や化膿を引き起こします。

更に乾燥も頭皮ニキビの原因です。頭皮が乾燥してしまうと、毛穴が細く小さくなります。そうするとほんの少量の皮脂でも毛穴につまってしまいニキビができるのです。乾燥は肌を厚くしてしまい、角栓が出来やすいのも特徴です。

 

接触性皮膚炎

ポツポツと小さな湿疹や炎症が起きるのが特徴的な皮膚炎です。

皮膚が剥がれ落ちるようなものではなく、炎症を起こしている、かぶれている状態になります。

接触性皮膚炎が起きてしまうのは、乾燥によるフケと同じくシャンプーによる頭皮の洗いすぎです。洗浄力の強いアルコール系のシャンプーを使っている場合、頭皮にある皮脂を全て根こそぎ取ってしまい乾燥肌になります。乾燥肌はトラブルの元です。刺激の強いシャンプーではなく、アミノ酸系、ノンシリコン、薬用、無添加シャンプーを使いましょう。

 

しらくも(頭部白癬菌)

白癬菌(はくせんきん)という真菌が原因で引き起こされる皮膚炎です。しらくもになるとフケが多量に出る他、痒みや炎症も伴います。しらくもは水虫の菌と同じものであり、ジメジメしたところ、湿ったところを好む菌です。

上記のマラセチア菌と同じですね。菌は湿ったところが大好きなんです。

つまり頭皮によく汗をかいてしまったり、ベタベタしている人がなりやすい皮膚炎になります。薄毛を他人に見られたくないため、帽子をよく被っていませんか?帽子の中で頭皮がムレることは頭皮トラブルの元です。白癬菌やマラセチア菌を増殖させるだけなので、帽子でムレが起きる人は被るのは止めましょう。更に抜け毛が増えていくだけです。

 

皮脂欠乏性皮膚炎

名前の通り、皮脂がいなくなってしまった肌に起きる皮膚炎です。

人の肌には必ず皮脂は存在しています。皮脂は肌に保湿を与えるためのバリア機能を果たしているんです。ですがその皮脂が増え過ぎたり、減りすぎたりすることによって様々な肌荒れを引き起こします。それは頭皮も同じであり、フケが大量発生することにもなります。

皮脂の分泌がなくなると乾燥肌になりますね。皮脂欠乏性皮膚炎は乾燥肌の人がなりやすい皮膚炎です。乾燥は、頭皮の洗いすぎによるもの、冬場の空気の乾燥によるもの、などが挙げられます。

乾燥を防ぐには、皮脂を落としすぎない肌に優しいシャンプー、頭皮を保湿するための頭皮用美容液などを使用しましょう。

 

しらみ

頭皮に白い異物がこびりついている。根本に白い何かが付いていて取れない、それはフケではなく「しらみ」です。異常な痒みがあり、常に頭皮が痒いのも特徴的です。

しらみは人の目でも見ることができ、1mm〜2mmほどの大きさをしています。

しらみには「頭じらみ」「毛じらみ」と2種類存在しますが、どちらも卵を生み繁殖していきます。更に感染をも巻き起こすので、誰かが使ったタオルや帽子などを使う場合で発症してしまうこともあるのです。

 

アトピー性皮膚炎

アトピーは頭皮にも現れるため、アレルギー体質、元々身体がアトピーな人は頭皮もアトピーであることを疑ったほうがいいでしょう。外的要因、内的要因からアレルギー物質が体内に入り込み、肥満細胞が刺激され痒みを引き起こすヒスタミンという物質が放出されます。

ヒスタミンによってアトピーの痒みは起きているのです。ほこりなどのハウスダスト、ダニやカビなどによるアレルギー、卵などの乳製品によるアレルギーであったり、何によって痒みが引き起こされるかは人それぞれです。

アトピーとフケが交じっている場合もあるので、アトピーの人はすぐに皮膚科で相談しましょう。

 

乾癬(かんせん)

ニキビのように皮膚が赤くなって膨らみ、そこに白い角質が付いたものが乾癬です。白い角質は剥がれ落ちていきますが、これはフケではありません。

まだ解明されていない病気であり、様々な環境要因によって引き起こされると言われています。ストレス、食生活、感染症などによっても起こります。

 

毎日の頭皮ケアでフケ、痒みや炎症を防ぐ

毎日の頭皮ケアでフケ、痒みや炎症を防ぐ

上記の頭皮の皮膚炎含め、フケを大量に出させない、痒みや炎症を起こさせないためには毎日の頭皮ケアが最重要課題です。

それは3日や1週間続けたからと言って治るものではなく、365日毎日続けていくことによって頭皮が変わっていきます。肌の生まれ変わりであるターンオーバーは約28日間周期で行われています。頭皮のフケや痒みがある人はターンオーバーが乱れているんです。ターンオーバーを戻すには毎日の頭皮ケアから!です。

シャンプーを敏感肌用に変える

シャンプーはただ単に1日の汚れを落とすものではありません。

フケは皮脂の落としすぎでの乾燥、皮脂が出過ぎているためのベタベタ、で出てくるんです。皮脂の量をコントロールするにはシャンプーからです。シャンプーの洗浄力が強すぎたりすると皮脂を落としすぎてしまいます。

美容成分を頭皮の角質層に浸透させることは頭皮の「保湿」にもなります。シャンプーの中には炎症を抑え込むための成分や、髪にうるおいを与えるため女性ホルモンの分泌を促す成分なども配合されています。

敏感肌用のためのシャンプーを毎日使えば、1年後には痒みが全くない頭皮が実現します!

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シャンプーの洗い方にご注意を

せっかく良い美容成分が配合されたシャンプーでも洗い方を間違えれば効果も半減、いや逆効果になってしまいます。頭皮の洗い方に気を使いましょう。

正しい髪の洗い方その① ブラッシングをする

まず最初に軽くブラッシングをしてあげましょう。ブラッシングをするだけでホコリ等の汚れは取れますし、絡まった髪を治すことで洗いやすくなります。

正しい髪の洗い方その② プレ洗浄をする

プレ洗浄とはシャンプーを付けずにお湯洗いするということ。このときにお湯の温度は熱すぎず、38℃〜40℃あたりにしておきましょう。なぜプレ洗浄するのかというと、シャンプーを付けている時間を減らすためです。 シャンプーでの長時間洗浄は肌トラブルになります。

正しい髪の洗い方その③ シャンプーを泡立てて指の腹で洗う

シャンプーは直接頭皮につけるのではなく、手のひらにとりまずは泡立ててあげましょう。頭の上で泡立てないのも頭皮を守るためです。

そしてゆっくりと優しく指の腹で頭皮をマッサージするように洗ってあげてください。このときに爪を立てたり、強く洗ったりしたら絶対にいけません。

正しい髪の洗い方その④ 洗い残しのないようにすすぐ

洗い残しがあると頭皮トラブルになります。敏感肌用のシャンプーだからと言っても、美容成分だけではなく、洗浄するための成分も配合されているため、それらが頭皮に付着し続けた場合は成分の刺激によってフケの発生に繋がります。

背中や胸にシャンプーが付いていないかも確認しましょう。背中ニキビや身体ニキビの元になります。

ドライヤーは風力の強いものでなるべく早く乾かそう

軽くタオルドライした後、ドライヤーで乾かします。

ドライヤーを選ぶときの注意点ですが、マイナスイオンなどの性能よりも「風力、風量」で選ぶべきです。なぜならドライヤーの熱風は乾燥肌を生んでしまうからです。風力の強いドライヤーで短時間で一気に乾かすことが要です。

こちら、Amazonでベストセラー1位になったドライヤーになります。なんと言ってもその魅力は風力の強さと価格です。ぜひお試しください。

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頭皮用の美容液で保湿しましょう

頭皮用の美容液は付けていますか?

頭皮にフケが多い、痒みがある人はぜひ付けることをオススメします。頭皮が乾燥しやすい人もぜひ。頭皮用の美容液は顔に付けるものと同じく、その役割は「保湿」です。

頭皮がいつもカサカサしている、水分が足りていない。もしくはベタベタしていて皮脂が多い、ターンオーバーが乱れている人も、美容液を付けることで改善させることができます。



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食生活、睡眠不足 ストレス等の生活習慣を見直そう

食生活、睡眠不足 ストレス等の生活習慣を見直そう

脂っこいものばかり食べていませんか

頭皮の皮脂量が増えてしまいます。ハンバーグやカレーライス、卵を使った料理、動物性たんぱく質ばかり取っていると肌のターンオーバーは乱れます。

甘いものもNGです。糖分は控えましょう

食べていいのは和食。魚と野菜です。魚にはDHA、EPAが含まれており、肌に良いんです。

ビタミンB群はターンオーバーを促す役割があります。ビタミンCは皮脂量を抑える働きがあります。 ビタミンB群、ビタミンCが含まれているフルーツ類を取りましょう。

睡眠不足とストレスは男性ホルモンを活発化させます。男性ホルモンが増えてしまうと、これもベタベタ肌、皮脂分泌が多くなってしまうので、早く寝て、リラックスすることを心がけましょう。

 

頭皮の皮膚炎がひどい場合はすぐに皮膚科への受診を

自分自身での頭皮ケアも大事ですが、それ以前に頭皮の痒みと炎症がひどい場合はすぐに皮膚科に行ってください。

皮膚科に行くのがめんどくさいとか、皮膚科に行くのが怖いとか、そうお考えの方もいるかもしれませんが、皮膚科に行かないと皮膚炎は慢性化し悪化していくだけです。本当に必要な情報と処置は皮膚科で手に入ります。ためらわずに、皮膚科へ行ってください。

皮膚科で処方される薬を使いつつ、日常の頭皮ケアも行う。この2段構えこそ頭皮トラブルを治す最善の道のりです。

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アトピーとニキビと 15年以上付き合っている30歳男性。アトピーとニキビ、その他諸々書きます。詳しくはこちら