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クレーター、凸凹タイプのニキビ跡が出来てしまう原因と治療法

2017年06月28日
クレーター、凸凹タイプのニキビ跡が出来てしまう原因と治療法

ニキビ跡の中でも治りづらいクレーター跡

ニキビを潰してしまった。そんな経験がある人が多いんじゃないでしょうか。

ニキビを潰してしまうと「ニキビ跡」になります。ニキビ跡はニキビそのものよりも治すのが難しいものです。ニキビで苦しんだのに、今度はニキビ跡に悩まされる。場合によっては一生消えることにない傷になります。

特に凸凹タイプ、クレータータイプのニキビ跡になってしまった場合、それを治すのは現代医学では困難です。

ニキビは絶対潰しちゃダメ クレーター肌にならないために

ニキビというものは、そもそも潰したらダメです。

それが「白ニキビ」でも、「赤ニキビ」でも同じです。自分で潰すことは絶対にしてはいけません。潰すことによって化膿するのを止めたり、早く治せる場合もありますが、それは皮膚科医というプロの技によって潰す必要があります。

自分で潰してしまうと高確率で「ニキビ跡」になります。

ニキビ跡といっても、どんなニキビ跡になるのかはその人次第。潰し方によっては、偶然にも跡にならない場合もあります。赤く色素沈着した状態のニキビ跡になる場合もあります。

赤く色素沈着したニキビ跡の場合は、日々のスキンケアやレーザー治療で治せます。

しかし、凸凹のクレータータイプにニキビ跡の場合はそうはいきません。クレータータイプのニキビ跡はニキビ跡の中で最も重い症状です。

肌の奥の奥、真皮が傷ついた状態

肌の奥の奥、真皮が傷ついた状態

クレータータイプのニキビ跡は、主に炎症を起こしてしまっているニキビを潰すことによって出来上がります。赤ニキビや黄色ニキビを潰すとクレーターになります。

赤ニキビや黄色ニキビが出来ている人は、絶対に潰してはいけません。早く治したい、早く消したいという欲求から潰したい!と思いがちですが、それを潰した瞬間、一生消えない「傷」になります。

赤ニキビや黄色ニキビを潰すことによって、肌の「真皮」にまでダメージが及びます。表皮までのダメージであれば、クレーターのニキビ跡になることはありません。真皮まで傷つき、真皮にあるコラーゲン組織が破壊され、凸凹の状態になってしまうのです。

真皮のコラーゲン組織が破壊されると、新しく肌を生まれ変わらせる力も失います。新しい細胞が生まれることがなくなり、凸凹は消えなくなるのです。

はっきり言うと、クレータータイプになったニキビ跡は「自力」で治すのは不可能です。現時点で存在するどの化粧水や美容液を使っても治すことは不可能でしょう。薄くなったりすることはあっても、完全に綺麗にすることは不可能です。

なので炎症を起こしている赤ニキビや黄色ニキビは、絶対に潰しちゃダメ!

もちろん、触れてもダメです。

ニキビに触れることによってそこから菌が付着し、更に炎症を起こしてしまう原因にも繋がります。ニキビができてしまうと、どうしても気になってしまい触ってしまいますが、それはダメなんです。

 

クレーターのニキビ跡にも種類がある

凸凹のクレータータイプのニキビ跡にも実は何種類か種類があります。

アイスピック型

肌の奥の奥、真皮が傷ついた状態

これは細く尖ったような傷になっているタイプです。アイスピックで突き刺したような傷なためこう言われています。

 

ローリングタイプ型

ローリングタイプ型

クレーターの面積が4mm以上ある場合は、このローリング型になります。これが1番クレーターと呼ぶに相応しいニキビ跡でしょう。

 

ボックスタイプ

ボックスタイプ

平らにへこんだ状態のローリングよりも小さいタイプのニキビ跡。へこみの深さはそれぞれ浅いものから深いものまで様々です。

 

どのクレータータイプも真皮が傷ついてできたものには変わりませんし、治すことは難しいものです。

 

クレータータイプの跡を治すには美容外科などの専門治療が必要

クレータータイプの跡を治すには美容外科などの専門治療が必要

残念ながらクレータータイプのニキビ跡になってしまった場合、それを自力で治すことは無理なため、専門の美容外科か、レーザー治療などを行っている皮膚科に行く必要があります。

現在では様々なレーザー治療が生まれています。例えばそれは10年前と比べてみても、違っています。病院によっては最近取り入れられたレーザー治療なども多いでしょう。

フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザー

このフラクショナルレーザーはあえて、肌にダメージを与えます。レーザーによって無数の小さい穴を肌に開けます。

あえて肌に傷みを加えることにより、人間が本来持っている肌の再生能力を使って、肌の生まれ変わりを期待するというものです。肌の細胞の入れ替え、生まれ変わりの力を使った治療法です。

肌にダメージを与えるわけですから、レーザーをしている間は「痛み」が伴います。ですが痛みのない治療ではクレーターレベルの跡は治せないのです。

更にダウンタイムと呼ばれる肌が生まれ変わるまでの期間が5日〜1週間はあります。その間は肌が赤くなり、ガサガサした状態が続きます。かさぶたのような状態が続き、それが剥がれ落ちて元の状態に戻るまで1週間くらいはかかるでしょう。

肌の再生能力を使った治療法なので、繰り返し何回も行うことが必要です。2回目、3回目のレーザーを照射する場合は、1度ターンオーバーが行われてからです。

フラクショナルレーザーにも種類がある

そのクリニックによって、使われている機器が違います。

eCO2 [エコツー](ルートロニック社)
smart xide [スマートサイド](DEKA社)
アンコア [ブリッジセラピー](ルミナス社)
CO2RE [コア](シネロンキャンデラ社)
Edge ONE [エッジワン](ジェイシス社)

などがあり、使う機器によって効果、痛みなどが違います。更にその機器でも出力やパルス幅、ドット、密度などを細かく変えることができるので、それによっても効果が変わってきます。

 

1回のお値段は、2万〜3万円

レーザー治療は保険がきかないため、このくらいのお値段が相場になっています。最近ではフラクショナルレーザーを行う病院や美容外科が急増しています。現時点で1番効率の良い治療法でしょう。

フラクショナルレーザーについてはこちらもどうぞ
フラクショナルレーザーとは?凸凹クレーターのニキビ跡に有効 種類や効果は?

 

ダーマローラー

フラクショナルレーザー

こちらも人間が元々持っている肌の再生能力を使った治療法になります。ローラータイプの器具に、もの凄く小さい針が無数に付いている専門の医療器具を使って、肌にあえてダメージを与えます。100〜200本ほどの極細の針が付いています。それを肌に当てるんです。真皮まで肌に傷を付けて、わざと炎症を起こし、そこからの肌の再生能力に期待するという治療法です。

ダーマーローラーによって肌にダメージを与えると、「成長因子」というものが発生します。成長因子があると、コラーゲンの分解、線維芽細胞が合成を行い、細胞達が活発化するんです。そうしたことによって肌が入れ替わります。

ダウンタイムはフラクショナルレーザーと同じく、5日〜1週間程度続くでしょう。肌が赤くなり、かさぶたが出来ます。

1回のお値段は約3万〜5万円

フラクショナルレーザーよりも高めです。自分自身でダーマローラーの器具を購入することも可能ですが、何の技術もない素人がやると絶対に失敗します。必ず専門の医師にやってもらいましょう。

 

PRP皮膚再生療法

フラクショナルレーザー

これは最新の治療であり期待されています。こちらも肌の再生能力を使った治療法ですが、フラクショナルレーザーやダーマローラーなどのようにダメージを与えるのではなく、「成長因子」というものを肌に注入します。血液中に存在する血小板を含んでいる成長因子を注入することにより、肌の再生能力を高めることができます。自分自身の血小板に存在している成長因子を利用します。つまり自分の血液を使うんですね。

真皮層が破壊されるとコラーゲン組織が死んでしまい、新しい細胞が生まれません。それを復活させるため、成長因子を肌に入れてあげるのです。

レーザーよりも優しい治療法に感じるかと思いますが、ダウンタイムもレーザーと同じく5日〜1週間近くはかかるでしょう。まだ未発達の治療法なので、血小板の生成の仕方などがクリニックによって差があるので、効果にも差が出てしまうのが現状です。

お値段は約20〜40万万円

ニキビ跡治療では1番お高いですね。まだまだこれからが期待される治療法なので、行っているクリニックも全国でも少ないです。

PRP以外にもヒアルロン酸の注入や、FGF(成長因子)の注入などの治療法もあります。

 

まとめ ニキビ跡にはレーザー治療などの専門的な治療が効果的

ニキビ跡の中でも凸凹のクレータータイプというのは最もやっかいなニキビ跡です。主に炎症しているニキビを潰してしまったことにより、肌が凸凹になってしまいます。潰さなければいい、というのが最前提ですが、どうしてもニキビは潰してしまいがち。だからクレーターに悩んでいる人が沢山います。

クレーターのニキビ跡は肌の奥、「真皮」を傷つけてしまったものなので、何もせずに自然治癒で回復させることが困難です。なぜなら真皮が傷つくとコラーゲンの生成など、細胞を生成する力が死んでしまうからです。更に化粧水や美容液の成分は真皮までは届きません。なので、クレーターのニキビ跡を化粧水や美容液で消し去ることも極めて困難。

だから今のところ、専門的な病院でのレーザー治療などが必要なのです。

もし本気でクレーターを消したい、改善させたいという人は、一度はレーザー治療を行っている病院を訪れてみることをオススメしたいと思います。

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アトピーとニキビと 15年以上付き合っている30歳男性。アトピーとニキビ、その他諸々書きます。詳しくはこちら