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化膿した黄色ニキビの原因と対処法、白ニキビとの違い

2017年07月19日
化膿した黄色ニキビの原因と対処法、白ニキビとの違い

黄色ニキビは重症化したニキビ

ニキビと一言で言ってみても、様々な種類があることをご存知でしょうか?思春期にできるニキビ、大人になってからできるニキビ、これらにも出来てしまう原因に違いはあるんです。

そしてニキビそのものにも、「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄色ニキビ」「紫ニキビ」と言った種類があります。これらの違いと症状の差をご存知でしょうか?そしてあなたのニキビはどのニキビに当たりますか?今回は重症化してしまった「黄色ニキビ」についてです。

黄色ニキビは「炎症」+「化膿」

黄色ニキビは「炎症」+「化膿」

 

皮脂や汚れが溜まってできた白ニキビ。白ニキビが空気中に触れることによって酸化して黒くなってしまった黒ニキビ。そこからアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまった赤ニキビ。更にそこから炎症が真皮まで広がり、化膿してしまった「黄色ニキビ」というものがあります。

症状の差であれば白ニキビが最も軽度な状態のニキビであり、赤く炎症した赤ニキビは治りにくいですし、炎症を抑えるための塗り薬が必要な状態です。更にそこから化膿まで起こしてしまった黄色ニキビは、自力で治すことが困難なニキビです。医療機関への受診を今すぐにでもしてほしいニキビなんですね。ニキビといっても白ニキビの場合であれば皮膚科に行く必要はないかもしれませんが、赤ニキビが顔全体に広がっていたり、化膿した黄色ニキビがいくつもある場合は市販の塗り薬では治すことはできません。ぜひ皮膚科へ行きましょう。

 

白ニキビと黄色ニキビの違い

よくこの2つは間違われることがあります。見た目が似ているためです。

この2つを間違えてしまうと大変なことになります。なぜなら黄色ニキビは重症化してしまったニキビなため、白ニキビのように潰したりすることはできないからです。違いを覚えましょう。

まずこちらが白ニキビですね

まずこちらが白ニキビですね

白ニキビは名前の通り白いんです。まだ炎症も起こしていない状態。お肌のターンオーバーが乱れ、過剰に出た皮脂や汚れが毛穴につまって排出しきれなくなり毛穴がつまってしまった状態です。

「白ニキビは潰してもいい」、とも言われています。白ニキビは潰してもニキビ跡にならない、という説もありますが、これは潰し方の問題になります。ちゃんとした潰し方ならニキビ跡にはならないんですね。皮膚科医や美容外科医などのプロの技がないと白ニキビを潰してはいけません。素人がやってしまうと跡になる可能性があるからです。

白ニキビについてはこちら
白ニキビは潰してもいいの?潰す方法はあるけど、潰さないほうがいい

 

そしてこれが黄色ニキビ

そしてこれが黄色ニキビ

白ニキビと間違えやすいんです。何せ黄色ニキビと言っても、「真っ黄色」ではないのです。白みに少し黄色が付いたような色ですね。なので黄色ニキビが白ニキビだと勘違いする人が多いんですね。通常であれば赤ニキビから黄色ニキビへと移り変わっていくものです。赤くなっているニキビがある日、白みがかった黄色になったら、それは白ニキビではなく「黄色ニキビ」なんです。炎症を起こし、更に化膿して重症化しています。男性であれば毎日毎日自分の顔を隅から隅まで見てる人は少ないと思います。そのため黄色ニキビになってしまったことに気づかないパターンもあります。それを症状の軽い「白ニキビ」だから潰してもいいか〜と思って潰すと大変なことになるんです。

 

黄色ニキビは絶対に潰してはいけない

黄色ニキビは化膿して膿が溜まった状態なので、比較的潰しやすいんですね。膿が溜まりに溜まっているので、必要以上に膨らんでいますし、ぷにぷにしていて一刻も早く外に出たいと反応しているようにも見えますが、決して潰してはいけません。

黄色ニキビは赤ニキビが更に重症化したもの。アクネ菌が繁殖し、炎症が広がって更に化膿して膿が溜まってしまっている。この「膿」とはアクネ菌を対処するために発生した白血球の死骸なんです。更にそこに皮脂や汚れなども溜まっているため、黄色ニキビの中は様々な物質で溢れています。これを白ニキビと勘違いして潰した日には・・・

黄色ニキビを潰すと高確率でクレーターのニキビ跡になる

黄色ニキビを潰すと高確率でクレーターのニキビ跡になる

黄色ニキビは、とても「気になります」。痒くなるときもありますし、潰したくなってしまいます。ですが・・・この黄色ニキビを潰してしまうと高確率でニキビ跡になります。それも一生消えることのないクレータータイプの大きなニキビ跡になることがあります。

なぜなら黄色ニキビは肌の奥、「真皮」まで炎症が拡大してしまっているからです。お肌というものは何下層かに段階分けされています。1番上が表皮、そしてその奥が真皮になります。クレータータイプのニキビ跡は真皮が傷つけられたことによってできます。そして真皮が傷ついたニキビ跡は非常に治すことが困難です。専門のレーザー治療をもってしても元通りの綺麗な肌にすることは難しいのです。フラクショナルレーザーやダーマローラーなどの専門的な治療をもっても、完全治癒することが困難です。

真皮はお肌を生まれ変わらせるコラーゲンの生成や、エラスチン、ヒアルロン酸なども作ってくれるのです。これらはお肌の弾力、水分量を保持するために働いています。真皮が傷つけられるとコラーゲンなどの生成、分解が行われなくなります。自力での肌再生能力がなくなるため、自然治癒での回復は不可能になるのです。

更に真皮まで化粧水などの美容成分を行き届かせることは市販の化粧水のほとんどは実現していません。真皮の上の表皮までが限界点なのです。真皮を傷つけることはその後、一生消えることのない傷を作ってしまうことになるのです。

だからこそ「黄色ニキビ」を潰してはいけません。真皮層まで炎症が広がってしまった黄色ニキビを潰すことにより真皮が傷つけられ、クレータータイプのニキビ跡になります。潰すことは絶対にやめてください。

黄色ニキビは潰してもいいって聞いた

「黄色ニキビ、黄ニキビは潰してもいいですよ。」

と書いてあるところもあります。それは黄色ニキビの中でも膿がもう外に出てきそうになっていて、すでに炎症が終わっているものです。ニキビは潰さないことで自然治癒していきますが、その過程で炎症が治まっている黄色ニキビもあります。

この場合は潰しても膿、ニキビの芯が出てくるだけなので跡にはなりにくい。

ですが「自分で潰す」という行為はやめておいたほうがいいです。ニキビの潰し方にはちゃんと「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」という潰し方があります。皮膚科などに行き、潰したほうがいいでしょう。

炎症が治まっているかどうか、潰していいかどうかの判断も自分では難しいのです。それならば放おっておいて自然治癒を待ったほうが遥かに得策。

もしもニキビの芯を上手く出せずに、失敗してしまうとその黄色ニキビは再び炎症を繰り返してもっと治るのが長引きます。

まずに黄色ニキビの炎症を抑えたり、これ以上ニキビを作らせない肌になることが先決!

 

黄色ニキビの対処方法

まずは黄色ニキビの炎症や化膿を抑え込む必要があります。それは自分ではできませんし、市販の薬を使ったとしてもあまり期待できません。なので皮膚科を受診することをオススメします。ニキビで皮膚科なんて・・・とお考えの人もいるかもしれませんが、黄色ニキビを放置することによって消えることのないニキビ跡になることを考えれば皮膚科に行けるはずです。

皮膚科では重症化したニキビの炎症や化膿を抑えてくれる塗り薬や抗生物質を処方してくれます。それらを使ってまずは黄色ニキビの炎症を止めてあげましょう。

代表的な塗り薬としては、

ダラシンTゲルがあります。

ダラシンTゲル

こちらはニキビの塗り薬の代表格ですね。

その他、抗生物質が配合された塗り薬として、

デュアック配合ゲルがあります。

デュアック配合ゲルがあります。

こちらは赤ニキビ、黄色ニキビの炎症に有効な過酸化ベンゾイル(BPO)が含まれている薬になります。

 

あまりにも顔全体に炎症した赤ニキビや黄色ニキビが広がってる場合は、抗生物質の飲み薬を処方されることもあります。

あまりにも顔全体に炎症した赤ニキビや黄色ニキビが広がってる場合は、抗生物質の飲み薬を処方されることもあります。

・ミノマイシン
・ビブラマイシン
・ルリッド
・ファロム

などの抗生物質の飲み薬があります。これらを使ってニキビの炎症を抑え込むのです。

ですがこれらの抗生物質はちゃんとした使い方をしないといけません。

抗生物質を使い続けると耐性菌ができる

抗生物質は塗り薬も内服薬にもありますが、長期的な服用は望めません。なぜなら耐性菌なるものができてしまうからです。耐性菌とは抗生物質が効かなくなってしまう菌のことです。長期に服用することによって身体を守ろうとするために、抗生物質に打ち勝ってしまう菌が出来上がってしまうのです。耐性菌が出来てしまうと抗生物質を使っても効果が出なくなります。

その他、抗生物質は肌に常在している善玉菌を殺してしまいます。善玉菌を殺菌してしまうことによって正常な肌の生まれ変わりができなくなってしまうので、抗生物質の長期服用はやめておきましょう。

 

毎日のスキンケアの見直し

毎日のスキンケアの見直し

黄色ニキビを治療するにはまずは皮膚科へ受診することです。炎症と化膿を繰り返した黄色ニキビは洗顔や化粧水、または市販の薬では治まらないからです。なのでまずは皮膚科に行って、皮膚科が処方する薬を使って一気に炎症を抑え込みましょう。

そしてそこからニキビ肌を改善させるための自分なりの生活改善を行っていきます。まず第一にスキンケアです。ニキビが出来やすい肌になっている人は肌の生まれ変わりのサイクルである「ターンオーバー」が乱れているんです。これを正常にさせないと、ニキビ肌はよくなりません。そのためには毎日の洗顔、化粧水での保湿によって肌のバリア機能を高めて、皮脂量を正常にし、ターンオーバーを正常に戻すことが必要です。

これ以上ニキビを繰り返させないためにも化粧水にもこだわりましょう。

 

まとめ 黄色ニキビは潰しちゃダメ 皮膚科での治療を

黄色ニキビは重症化してしまったニキビなんです。これを対処させるには自力では困難極めます。

・炎症が真皮まで広がり、化膿して膿が溜まっている
・潰してはいけない
・炎症が真皮まで広がっているため、潰すと高確率でニキビ跡になる
・皮膚科で処方される薬を使用して、炎症を抑えよう
・ニキビを作らせない肌にするためにスキンケアを見直そう

これらのことを黄色ニキビがある人、広がっている人は気をつけてください。黄色ニキビは簡単には消えませんし、治りづらいニキビなので長期の治療を覚悟しておいてください。

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アトピーとニキビと 15年以上付き合っている30歳男性。アトピーとニキビ、その他諸々書きます。詳しくはこちら