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ニキビの中で最もひどい化膿と炎症 「紫ニキビ」の治療法と原因

2017年07月21日
ニキビの中で最もひどい紫ニキビの治療法と原因

紫ニキビ…ニキビの中で最もやっかい

あなたのニキビは何色ですか?ニキビにはその見た目、色によって種類分けされています。1番軽度な症状の「白ニキビ」。これは潰しても跡になることも少なく、治しやすい段階。その次の「黒ニキビ」、そして「赤ニキビ」、「黄色ニキビ」。そして最もやっかいなのが「紫ニキビ」です。紫ニキビになってしまうと自分で治すのは困難ですし、潰したとしたら必ずと言っていいほど「ニキビ跡」になります。

紫ニキビは炎症が皮膚表面に広がった状態

紫ニキビは炎症が皮膚表面に広がった状態

ニキビというものは皮脂や汚れが毛穴につまり、そのつまった皮脂をエサにしてアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしたものです。炎症が起きているニキビを「赤ニキビ」と言います。赤ニキビでさえ、自力で治したり、短期間で治したりするのは困難なのです。赤ニキビに悩まされてる人は多いですよね。更にそこから炎症が広がり、 化膿まで至ったものは「黄色ニキビ」と言います。黄色ニキビまでいくと皮膚科医や美容外科での治療が必要になります。潰したりすると高確率でクレータータイプのニキビ跡になってしまい、ニキビそのものよりも苦しむことになります。それが黄色ニキビです。

そして、

それよりも更にひどいニキビが「紫ニキビ」なのです。炎症が更に更に進み、皮膚表面に広がってしまいどちらかと言えば黒っぽい紫色に大きく変色しています。

紫ニキビは炎症が皮膚表面に広がった状態

 

実物で見るとこういったものが紫ニキビになります。

もはやニキビなんて可愛いものではありません。炎症、化膿が黄色ニキビよりもひどくなっているため、とても治りづらく、いつまで経っても消えないニキビです。ニキビの段階で最もひどいニキビなので長期間戦い続けなきゃいけないニキビになります。ここまで行くとニキビなんて生易しいものではなく、立派な皮膚病になります。紫ニキビは別名で「嚢腫(のうしゅ)」や結節性ニキビとも言います。

赤ニキビや黄色ニキビの段階で治療すれば紫ニキビにはならないのですが、それを放置しておくことによって紫ニキビになってしまいます。ではなぜ紫ニキビになってしまうのか?

血行不良で紫ニキビになる

血行が上手く流れないと老廃物が溜まりやすくなります。それによって赤ニキビや黄色ニキビが更にひどくなるんです。炎症や化膿が治りにくくなるんですね。どんな人が血行不良かと言えば、冷え性や便秘の人などが挙げられます。見覚えのある方は生活習慣をも見直してみましょう。

 

紫ニキビは絶対に潰してはいけません

紫ニキビは絶対に潰してはいけません

紫ニキビはニキビの症状で最もひどい状態です。赤ニキビなども潰したらニキビ跡になってしまうのです。紫ニキビを潰してしまったら当たり前のように跡になることは言うまでもなしです。ニキビ跡というのは凸凹になってしまうクレータータイプのニキビ跡です。クレータータイプのニキビ跡になってしまうと治すのはほぼ不可能になります。ニキビそのものに苦しむのは1ヶ月か2ヶ月か、それを我慢できずに潰してしまうと、一生消えない跡になるのです。1ヶ月間我慢するのと、一生苦しむことになる、どっちがいいですか??

 

クレータータイプのニキビ跡は真皮が傷つけられている

レータータイプのニキビ跡は真皮が傷つけられている

皮膚には「表皮」「真皮」「皮下組織」という上から段階があります。化粧水の成分が届いたり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが定期的に行われるのが表皮になります。ニキビを潰してクレーターのニキビ跡になってしまうのは表皮の下、真皮まで傷つけられてしまうからなんです。

紫ニキビの炎症は真皮まで届いています。炎症が治まらないうちに紫ニキビを潰してしまった場合、真皮に傷がつき凸凹のクレーターになってしまうわけです。もしそのクレーターの大きさが広かったり深かったりした場合、専門的な治療を受けたとしても完全に治すことは現段階の治療法では困難になります。

クレータータイプのニキビを治す方法として、フラクショナルレーザーやダーマローラー、培養表皮移植などがありますがこれらを受けたとしても広く深くなったニキビ跡を治す、完全に元通りにすることは難しい。更にもの凄く高額で時間がかかり、痛みも伴うため、一般の人が受けることはそれなりの覚悟が必要になります。低価格のレーザー治療でも保険が効かないため2万、3万は当たり前なのです。なので紫ニキビは絶対潰しちゃいけません。治る時間が1ヶ月や2ヶ月続いたとしてもそれを我慢すべきなのです。

治療法は今すぐに皮膚科、もしくは専門的な病院へ行こう

紫ニキビを治すには絶対的に皮膚科に行くべきです。ニキビなんて可愛いものではなく皮膚病と呼ぶべき段階なので、皮膚科に行くことをオススメ致します。

皮膚科に行ったとするならば抗生物質の塗り薬、内服薬を処方される可能性が高いでしょう。

塗り薬であれば、

デュアック配合ゲルが抗生物質が配合された塗り薬になります。塗り薬であればダラシンTゲルもよく処方されますね。飲み薬であればミノマイシン、ビブラマイシン、ルリッドなどの抗生物質が処方されるはずです。これらによって紫ニキビの炎症と化膿を抑え込むことができます。ですがあまりに酷いとこれらの抗生物質を使ったとしても治癒しない場合もあります。

抗生物質は耐性菌ができる副作用がある

抗生物質は耐性菌ができる副作用がある

抗生物質は長期に使ってしまうと「耐性菌」なるものができるのです。耐性菌ができてしまうと抗生物質が効きづらくなってしまうんですね。なのでいつまでも使い続けることはよくありません。

 

漢方薬を使う治療法もある

近年では漢方薬を処方する皮膚科もあります。漢方薬は副作用が少なく、長期に使用しても問題ないからです。漢方薬そのものにはニキビを治す効果というものはありませんが、長期的に見るとニキビ肌を改善させる効果が望めます。老廃物の輩出を促したり、血行不良を改善させることができるのです。

あまりにもひどいと切開する

紫ニキビがあまりにもひどい場合は切開する必要も出てきます。それはその医療機関によって処置は異なりますが、プロの皮膚科医や美容外科医の技による切開法があります。膿を溜め込んだままだと更に炎症や化膿が広がってしまう可能性があるため、早くに切開してしまい化膿を止めることが治療を早めてくれる場合があるのです。切開するときは専用の医療器具を使ってやりますし、麻酔もかけて時間をかけて行われます。くれぐれも自力で潰そうとしたりしないことです。

 

ホルモン治療薬 ピルを使用する

ホルモン治療薬 ピルを使用する

ニキビの原因は大半がホルモンバランスの乱れなんです。それは思春期も大人も同じであり、全てはホルモンバランスの乱れに繋がっています。そこでニキビ完治のためにホルモン治療を施す皮膚科もあります。紫ニキビなどの重度のニキビの場合はホルモン治療も有効なんです。ホルモン治療薬に「ピル」があります。これは避妊薬としても使われますが、ニキビを治療する目的としても使われます。

ニキビは男性ホルモン過多が原因です。そこでエストロゲン、女性ホルモンでバランスを取ることが大事。ピルにはエストロゲンが含まれているのです。これを服用すれば女性ホルモンを増加させることが見込めます。

ピルにはダイアン35などがあります。ダイアン35はアジア人に合う用に作られた避妊薬でもあるため、日本人の身体にも合い、服用している人は沢山います。現在ではニキビ用の治療薬としても使われることが多いのがダイアンです。

ダイアンについてはこちら
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重症ニキビ治療薬、アキュテイン(イソトレチノイン)を使用する

重症ニキビ治療薬、アキュテイン(イソトレチノイン)を使用する

紫ニキビなどの重度なニキビが顔中に広がっている場合、アキュテイン(イソトレチノイン)という薬が有効です。ロアキュテイン、ロアキュタンという別名もあります。

これはアメリカで販売されている薬であり、ビタミンA誘導体が含まれています。これによって皮脂の過剰分泌を一気に止めることができるのです。ですが現在のところ、日本では保険が適用されていません。

アキュテイン(イソトレチノイン)はとても副作用が強い

アキュテイン(イソトレチノイン)を服用することによって催奇形性の可能性があります。催奇形性とは奇形児が生まれてくるということです。なので女性であれば妊娠中に飲むことは絶対に禁止されています。

 

紫ニキビの治療とともにスキンケアを見直そう

紫ニキビの治療とともにスキンケアを見直そう

紫ニキビは重度なニキビなため、自力の力で治すことは困難です。なので皮膚科への受診が必要ですが、それとともにスキンケアを見直すことも大事なのです。そもそも紫ニキビが出来てしまったのは「ニキビ肌」だったから。これ以上ニキビを作らせない肌にするためにも、洗顔方法や化粧水選びなどをもう一度見直してみましょう。皮膚科での治療と併用して、スキンケアを徹底してみてください。

ニキビができてしまう自分の肌は脂性肌(オイリー肌)なのか、それとも乾燥肌なのか、それとも混合肌なのか、 それによって使う化粧水なども変えるべきなのです。脂っぽい肌の人のための化粧水、肌がいつもカサカサ乾燥している人用の化粧水など、様々なニキビ用の化粧水が用意されています。ぜひ自分用の化粧水を選びましょう。

そして、洗顔と化粧水での「保湿」を毎日朝晩怠らないこと、それを365日繰り返していくことがニキビ肌をきれいな肌へ導きます。コツコツと積み重ねていってください。

 

まとめ 紫ニキビは今すぐに医療機関へ

紫ニキビはニキビの段階で最もひどいニキビです。白ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビ→紫ニキビと続きますが、最終段階なんです。立派な皮膚病なので今すぐにでも医療機関、皮膚科への受診をしてください。

紫ニキビは真皮まで炎症が進んでいる状態なので、潰すと100%ニキビ跡になります。クレーターのニキビ跡になれば、全く元通りな綺麗な肌になることは不可能です。紫ニキビは絶対に潰さないようにしましょう。

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アトピーとニキビと 15年以上付き合っている30歳男性。アトピーとニキビ、その他諸々書きます。詳しくはこちら