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陰部、デリケートゾーンにできるニキビの原因 毛嚢炎や性器ヘルペスだった

2017年09月05日
陰部、デリケートゾーンにできるニキビの原因 毛嚢炎や性器ヘルペスだった

デリケートゾーンに出来た「ニキビのようなもの」

ニキビっていうものは意外な場所に出来たりもします。耳の裏だったり、腕だったり、お尻だったり、はたまたデリケートゾーンなどの陰部にニキビのようなものが出来た、なんて人はいませんか?デリケートゾーンの皮膚炎、誰にも相談できないですし、皮膚科にもとても行きづらいですよね。

なんでこんな場所に吹き出物ができるんだろう。デリケートゾーンへのニキビのような皮膚炎、恥ずかしくて誰にも言えない人に向けて記します。

デリケケートゾーンの皮膚炎①「毛嚢炎(もうのうえん)」

デリケケートゾーンの皮膚炎①「毛嚢炎(もうのうえん)」

デリケートゾーンにできるニキビのような吹き出物はニキビではなく、「毛嚢炎(もうのうえん)」の可能性が高いのです。毛嚢炎は赤ニキビ、黄色ニキビにそっくりであるためニキビと間違いやすいのですが、ニキビではありません。

病原菌が感染して引き起こされた皮膚炎になります。皮膚に常在している黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などが毛穴で感染して起きる皮膚炎です。

カミソリ負け、ムダ毛処理、免疫力低下などによって引き起こされるので、陰部などのデリケートゾーンにも発症しやすいのです。カミソリによって起きるので足、太もも、男性の場合はヒゲ剃り後などにできやすい皮膚炎になります。

毛嚢炎の症状はほとんどは軽度のものが多く、毛穴の浅い部分で起きた炎症のため、ニキビのように跡になることはあまりありません。しかしもし毛穴の奥の部分で炎症を起こし、慢性化し膿が溜まったり、赤みが広がったりする場合は跡になりやすいので皮膚科へ早期受診しましょう。

もしも毛嚢炎が進行していくと「おでき」になる場合があります。おできは毛嚢炎よりも膨らみがお大きくなり、黄色ブドウ球菌の数も大きなり炎症も拡大します。おできになる前に治すことが重要です。

 

デリケケートゾーンの皮膚炎②「性器ヘルペス」

ヘルペスは口唇ヘルペスがありますが、性器に出来るヘルペスもあります。単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる皮膚炎です。性器自体に赤いぶつぶつ、潰瘍、水ぶくれが出来るのが特徴です。免疫力が低下している場合に、下半身に潜伏していたウイルスが活発化し、ヘルペスが出来るのです。

女性の場合は外陰、膣の入り口によく出来ます。男性の場合は亀頭、包皮、陰茎体部などによく出来ます。

性器ヘルペスは感染を引き起こす皮膚炎であり、再発もあります。ひりひり感、むずがゆさ、灼熱感、痛みなどを感じたら性器ヘルペスの初期症状です。そのような感覚を感じていたらその間は性行為は避けましょう。

 

デリケケートゾーンの皮膚炎③「尖圭(せんけい)コンジローマ」

尖圭(せんけい)コンジロームとも呼ばれています。

ヒト乳頭腫ウイルス (HPV) というウイルスによって引き起こされる皮膚炎です。HPV=ヒトパピローマウィルスというこのウイルスは人の身体に「イボ」を作るウイルスとして知られています。実は性行為経験者のうち、ほとんどの人が感染しているウイルスでもあります。ですがほとんどの人は感染には気づかず、気づかないうちに治ります

HPVは現在100種以上の症例が確認されていますが、尖圭(せんけい)コンジローマは良性型のHPVになります。

症状としては薄ピンク、または茶色のニワトリのトサカ、カリフラワーのようなギザギザした形、またはおわんのような乳頭型の形のイボができます。

尖圭(せんけい)コンジローマは男性、女性含めてあまり自覚症状がなく、感染したことに気づきません。

治療法は炭酸ガスレーザーなどのレーザー治療、切開、または外用薬による治療になります。

 

デリケケートゾーンの皮膚炎④「粉瘤(ふんりゅう)」

デリケケートゾーンの皮膚炎④「粉瘤(ふんりゅう)」

粉瘤(ふんりゅう)、別名でアテローム(アテローマ)とも言います。ニキビのような吹き出物であり、ターンオーバーで剥がれるはずだった古い角質が溜まることによってできる皮膚炎です。良性の腫瘍であり、人の身体であればどこにでもできるものです。

真ん中に黒い点のようなものがあるのも特徴です。黒い点(へそ)は皮膚に開いてしまった小さな穴であり、ここを圧迫させると中身がどろっと出てきてしまう場合もあります。

膨らみがニキビよりも大きく、数ミリ〜数センチ、巨大になれば数十センチになることもあります。初期の頃は膨らみは小さいですが、皮脂や角質などがどんどん溜まっていくことにより膨らみが大きくなり、中で細菌が増殖し、化膿していった場合は黒色、黄色から赤く変色していきます。

 

デリケケートゾーンの皮膚炎⑤「化膿性汗腺炎」

人の汗には2種類あります。アポクリン腺から出る汗か、エクリン腺から出る汗かです。エクリン腺は体中どこにでもあり、運動をしたりサウナに入ったりするときに流れ出てくるサラっとした大半が水分で構成された汗です。

一方、アポクリン腺は陰部、脇、耳の中、乳輪などにしかなく、じわっとしたイヤな汗のことです。アンモニアや鉄分などを含んでいるため、臭いもあります。

陰部は下着で締め付けれているため、汗をかくと蒸れてしまいます。アポクリン腺から出た汗により、皮脂や汚れが皮膚に浮き出て毛穴がつまります。毛穴の中で黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などが繁殖を起こして膿んでいくのが化膿性汗腺炎です。

 

デリケケートゾーンの皮膚炎⑥「梅毒(ばいどく)」

性行為での感染率が高く、年々増え続けている性病です。

トレポネーマという病原菌が皮膚の粘膜、小さな傷に侵入することによって引き起こされます。セックスだけではなく、キスだけで感染することもあります

5ミリ〜20ミリほどのブヨブヨしたしこりが皮膚や粘膜にできるのが特徴的で、時間経過とともに膨らみだし真ん中が硬くなっていきます。しかし痛みを伴わないので気づきにくい場合が多いです。初期段階では感染した部分にしか症状は表れませんが、だんだんと血液やリンパに流れて身体全体に広がっていきます。

症状が悪化していく手足、顔に丸くて赤いあざのようなものが出来たり、赤茶色のブツブツが広がっていったりします。脱毛症状、心臓や血管、神経や目にまで障害が出る場合もあります。末期に至ると脳に障害が出たり、歩けなくなったりする大事に至るので早期発見、早期治療が必要です。

早期に発見できれば、ペニシリン系の抗生剤を服用することによって2週間〜4週間で完治します。

どうして陰部にデキモノができるの?

どうして陰部にデキモノができるの?

デリケートゾーンにニキビのようなデキモノができるのはなぜでしょうか?それはデリケートゾーンがとても皮膚の中でもとても敏感なところだからです。

デリケートゾーンは角質層が薄い

デリケートゾーン、陰部は肌の上層部分である表皮の角質層がとても薄く、敏感であり刺激を受けやすくなっています。そのため下着などの蒸れによる雑菌の繁殖などにもすぐに反応してしまうのです。

下着を清潔に保つ

デリケートゾーンは皮膚が薄いため、他の部分より特に清潔に保たないといけません。下着の中ですぐに蒸れるようであれば、今使用しているものを止めて通気性の良い下着に切り替えましょう。

女性であれば生理中のナプキンにより、デリケートゾーンの湿度が高くなっています。生理中のデリケートゾーンの湿度は約90%であり、蒸れていることは仕方ありません。汚れていなくても、不快感を感じたら変えるようにしましょう。

アンダーヘアの処理に気をつけよう

デリケートゾーンが蒸れるのはアンダーヘアがあるせいもあります。そのためアンダーヘアの処理は大切ですが、間違えて少しでも小さな傷を作ってしまった場合、そこから雑菌が侵入して皮膚炎になりかねません。

カミソリ負けは肌荒れの原因です。男性でもひげ剃り後にニキビができることも多いのです。デリケートゾーンは顔よりも角質層が薄く敏感なところ。十二分に気をつけてお手入れをしてあげましょう。

肌に優しい薬用ボディーソープを使おう

デリケートゾーンを洗うときは、刺激や洗浄力の強いボディーソープではなく、敏感肌用の薬用ボディーソープを使いましょう。

薬用ボディーソープといえば「ミノン」が有名です。ミノンの全身シャンプーはアトピーの人など、肌が弱い人に向けて作られているためオススメです。健康な人の肌と同じ弱酸性であり、アレルギー物質は極力カットしています。低刺激といえば「ミノン」です。

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まとめ デリケートゾーンの皮膚炎、恥ずかしがらずに皮膚科、婦人科へ

デリケートゾーンにニキビのような皮膚炎が起きてしまうと、恥ずかしくて誰にも言えないですし、病院へ行く勇気も中々ありません。ですがそのまま放置しておくと症状は悪化し、慢性化し、更に重大な皮膚炎へと進行を遂げてしまいます。

皮膚科医はあなたの病気を治すためにそこに存在しています。恥ずかしくて行けない場合は同性の皮膚科医を検索をかけて探してみたり、婦人科への受診をオススメ致します。早期発見、早期治療が鍵です。

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アトピーとニキビと 15年以上付き合っている30歳男性。アトピーとニキビ、その他諸々書きます。詳しくはこちら